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酒どころ・新潟でいま飲むべき日本酒とは?駅徒歩15分「今代司」で試飲&酒蔵見学

2017/12/15
体験

おいしいお米と水、そして越後杜氏(えちごとうじ)の技が生み出す新潟の日本酒。新潟県の蔵元数は全国一を誇ります。そのうちの一つ、今代司(いまよつかさ)酒造は、1767年に創業し、250年もの歴史を積み重ねた蔵元。無料の酒蔵見学が大人気で、見学の最後には何種類もの日本酒を試飲できるんです!

今代司酒造へは、どうやって行くの?

新潟駅万代口を出て右側(東)へ進むと、12分ほどで国道7号線に行き当たります。すると、その7号線に面した白い壁に「今代司」の青いタペストリーが目に入るはず。道順はわかりやすく、歩いて15分で着ける距離です。タクシーなら5分、バスなら最寄りのバス停「沼垂白山」まで7分。日本酒の試飲ができるので、車の運転をしないで帰れる方法を選びましょう。

今代司酒造の外観
今代司酒造の外観

酒蔵見学は無料で、1名からでも案内してもらえます。5名までは予約不要で、スタート時間前に待合いスペースで待っていると、係の方が案内してくれます。スタート時間は9時、10時、11時、13時、14時、15時、16時の1日7回。所要時間は約20分です。

伝統が醸し出す雰囲気に背筋がぴん!酒蔵見学スタート

暖簾をくぐって酒蔵見学へ出発
暖簾をくぐって酒蔵見学へ出発

酒蔵へと続く通路には紺色の大きな暖簾が掛けられていて、これをくぐると空気が変わる気がするから不思議。清澄な空気に包まれて、身が引き締まります。ここから先は未体験ゾーン!伝統の酒造りの現場です。

本蔵
本蔵

今回案内してくださったのは九代目蔵元の山本さん。蔵の歴史や、酒造りの工程について、詳しく楽しく話してくださいました。この日はちょうど新米が蔵に届き、今年の酒造りが始まるという大切な日で、朝一番でお祓いをしてもらったのだそうです。

本蔵の入口
本蔵の入口

本蔵の入口には、立派なしめ縄と酒林(さかばやし)が掛けられていました。酒屋などでは「新酒ができた」という目印にこの酒林(杉玉とも呼ばれます)を飾るそうですが、今代司では、酒造りの神様が祀られている奈良の大神神社(おおみわじんじゃ)から12月頃にその年の酒林が届くそうです。

山のように積まれた酒米(さかまい)
山のように積まれた酒米(さかまい)

先へ進むと、この日運び込まれた精米済みの新米が積まれていました。日本酒造りに使われる米を酒米と呼び、その精米の程度によって、出来上がる日本酒の種類が吟醸、大吟醸などに分かれるのだそうです。

ずらりと並ぶタンク
ずらりと並ぶタンク

日本酒は、精米された酒米を洗米して蒸し、麹造り、酒母造りなどの工程を経た後、このタンクで仕込まれます。仕込みが始まると、毎朝毎夕、杜氏がタンク内を櫂(かい)という棒状の道具でかき回します。これは櫂突きと呼ばれる作業で、よく日本酒のCM等で使われるシーン。タンク内のどろどろの液体を、「もろみ」といいます。
各タンクに小さな黒板が掛けられているのはタンク内の設定温度を記録するため。その年の天候や米の出来具合を考慮して、杜氏が経験を元に決定するのだそう。各酒蔵の杜氏の腕の見せどころであり、この温度は企業秘密!
毎年同じ条件ではない中で最高の味を目指すには、まさに経験がものを言うのですね。

木桶
木桶

鉄製タンクの横に、一つだけ昔ながらの木桶が置かれていました。管理の難しさやメンテナンスの手間などから、木桶で日本酒を仕込む酒蔵はたいへん少なくなってしまったそうです。今代司さんでは、この伝統を守ろうと、今でも少量ながらも木桶仕込みの日本酒を造り続けているのだそう。お酒にほのかに杉の香りが移り、爽やかな飲み口がいいと好まれるそうですよ。

日本酒を搾る圧搾機(あっさくき)
日本酒を搾る圧搾機(あっさくき)

タンク内で発酵させたもろみを、この圧搾機と呼ばれる機械で搾って、清酒と酒粕に分けます。その後、火入れ、熟成などを経て日本酒が完成します。いくつもの工程と、人の手をかけてようやくおいしい日本酒が出来上がるのだということがとてもよくわかります。

日本酒造りにまつわる品々
日本酒造りにまつわる品々

昔からの佇まいをそのまま残した通路には、今代司さんの商品ラインナップや日本酒にまつわる昔の道具などが展示されていました。

燗酒の自動販売機
燗酒の自動販売機

昭和40年代頃まで、立ち飲み屋さんなどに置かれて大活躍した燗酒の自動販売機。コップ1杯50円という金額にも時代を感じます。

九代目蔵元の山本さん
九代目蔵元の山本さん

見学の最後には、今代司の法被を着せてもらって記念撮影。蔵の一員になれたような気分になれますよ♪ 九代目蔵元の笑顔に今代司さんのホスピタリティーを感じて、気持ちもほっこり。

見学の後は、お待ちかねの試飲タイム! お酒が苦手な人には甘酒も

酒蔵の見学が終わると、いよいよお楽しみの試飲タイムです。販売コーナーの隣に試飲コーナーが設けられていて、参加者は500円で各自で自由に注いで味わうことができるんです!

試飲できる日本酒と甘酒の数々
試飲できる日本酒と甘酒の数々

この日用意されていたのはなんと日本酒15種類と甘酒2種類の、計17種類!一つずつ飲み比べていくと同じ酒蔵の日本酒でも、種類によってこんなにも味わいが異なるのかと驚きます。
蔵で見学した木桶仕込みの日本酒は、説明にあったとおりほのかに杉の香がして、爽やかさとまろやかさが同時に味わえます。また、「蔵元限定 今代司ヴィンテージ 7 Years Old 21BY」という古酒は馥郁(ふくいく)たる香りとまろやかな口当たりの贅沢な一品。外国からのお客様にも人気が高いそうです。ほかにも並んでいた純米酒から純米大吟醸まで、すべて試飲させていただいて、大満足。

好きな日本酒を自分で注いで
好きな日本酒を自分で注いで

この日は、関東から来たという観光客の方で賑わっていて、皆さんお気に入りの日本酒を繰り返し味わっていました。今代司の日本酒は全体にすっきりした飲み口なので、日本酒は初めてという人にも飲みやすそう♪
また、2種類の甘酒のうちの一つは乳酸菌入りなので、甘酒にほのかな酸味が加わってさらに飲みやすくなっています。伝統的な甘酒と、乳酸菌入りの新しい甘酒。どちらが好みか、ぜひ飲み比べてみましょう。

おしゃれなボトルのお酒をお土産に

直売店のスタッフさん
直売店のスタッフさん

試飲コーナーの隣には販売コーナーが設置されています。とてもおしゃれにディスプレイされていて、どれもこれも欲しくなってしまうところですが、とくに気になるラベルのお酒があったので、山本さんにそのデザインのこだわりを伺ってみました。

錦鯉 KOI 720ml 5,400円(税込)
錦鯉 KOI 720ml 5,400円(税込)

まずパッと目を引かれたのがこの商品。ひと目見て、新潟県の「鑑賞魚」でもある錦鯉のデザインであることがわかります。「錦鯉 KOI」というこの商品は、海外で数々のデザイン賞を獲得しているそう。
また、こうして瓶を置いた状態では錦鯉が下を向いていますが、お酒を注ぐ際、中身が空に近づくにつれ瓶を傾ける角度が増していきます。すると、上下が逆転して錦鯉が登っていく格好になるので、おめでたい席にもぴったりです。

しかも、デザインの中にひそかに新潟県の形が隠れていました!ぜひ手にとって探してみてくださいね。こんな遊び心が楽しい今代司さんの日本酒。贈り物にもよさそうです。

福酒 スパークリング 純米生酒 300ml 918円(税込)
福酒 スパークリング 純米生酒 300ml 918円(税込)

「福酒 スパークリング 純米生酒」は、シャンパンのように「吹く」ことから「福酒」という名前がつけられました。デザインのだるまには黒目が入っていないので、飲む前に願を掛けながら左に黒目を入れて冷蔵庫で熟成。願いが叶ったら右目を入れて「おめでとう!」と開栓して飲みましょう。

酒粕を利用した商品も人気
酒粕を利用した商品も人気

日本酒のほかにも、酒粕羊かん(1,404円/税込)や、酒粕飴(495円/税込)などもあり、お土産に人気だそうです。パッケージも伝統的でありながらもかわいらしいので、お土産に何個か購入♪ 自宅用に購入した日本酒と一緒に発送してもらうことにしたので、帰りも身軽です。

伝統のある新潟の蔵元でありながら、酒蔵をオープンにして迎えてくれる今代司酒造。酒蔵の中のディスプレイや日本酒のラベルデザインには、現代的な息吹きも感じられ、とてもステキな空間となっています。ぜひ、訪ねてみてください♪

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