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【体験レポ】That’s 地獄エンターテイメント!泣く子も黙る「別府地獄めぐり」

2017/12/05
自然
別府地獄めぐり、温泉、絶景

日本一の温泉県こと大分県。この地には浸かって癒される温泉だけでなく、“目で見て楽しむ温泉”があるそうな。そう、別府屈指の目玉観光「地獄めぐり」だ。何ともおどろおどろしいネーミングにそそられるも、一体それが何なのかよくわからないまま鉄輪エリアにやってきた筆者。この時はまだ、待ち受けるスリルな冒険を知る由もなかった…。

別府地獄をぶらり散歩

始めに言っておくと、筆者は運転免許がない。という事で、今回は鉄輪エリアを歩いて巡れる5つの地獄を下記のルートで訪れることに。スタート地点である海地獄へは、別府駅からバスにて30分程度。最寄りの停留所「海地獄前」にて下車しよう。

●海地獄

●鬼石坊主地獄

●かまど地獄

●鬼山地獄

●白池地獄

ちなみに上記5カ所から3kmほど離れたところに、「血の池地獄」と「龍巻地獄」がある。
各地獄の大人入場料は400円、7つ全てを巡れる共通観覧券は2000円。有効期間は購入日とその翌日の2日間でどの地獄から巡ってもOK。5カ所以上めぐる場合は共通観覧券が断然お得。

人はなぜ、それを“地獄”と呼ぶのか?

それにしても「別府地獄」とは一体何なのだろう?まずはその謎に迫ってみたいと思う。約3万年前のはるか昔、活発な火山活動で噴出したマグマによって、別府湾一帯には数々の温泉が誕生。地下深くから吹き上げる凄まじい熱湯、熱泥(ねつでい)に噴気…。その光景がまるで地獄絵図のようであったことが「地獄」と呼ばれる由縁だと言われている。当時は、恐ろしくて誰も近寄ることがなかった秘境の地だったそう。それが今では多くの人が訪れる人気観光スポットに。早速、地球の鼓動や神秘的パワーを感じに行ってみよう。

その1)まるで南国リゾート「海地獄」

コバルトブルーの地獄は神秘的で涼しささえ漂う。しかし実際は98度もある熱湯!くれぐれも手を入れたり飛び込むことのないように気を付けたい。

魅惑のコバルトブルーと熱煙
魅惑のコバルトブルーと熱煙

凄まじい勢いで噴き出る熱煙は圧巻!あまりにも幻想的な景色に心奪われ、様々な角度から池を眺める。が、次の瞬間滑って転びそうになるという危うい一幕も。見惚れる時は、くれぐれも立ち止まって鑑賞する事をおすすめしたい。

地獄にヤシの木
地獄にヤシの木

海地獄では青い地獄だけでなく、赤い色の「赤池地獄」も見られる。

温泉熱を利用した温室では、熱帯植物が育てられている。大鬼蓮や熱帯性スイレンを見ていると、南国気分に。

大分のご当地スイーツと言えばプリン。海地獄では「地獄蒸焼プリン」が頂ける。
大分のご当地スイーツと言えばプリン。海地獄では「地獄蒸焼プリン」が頂ける。

「それにしてもなぜこんなにも色とりどりの温泉があるんだろう?」、と素朴な疑問が浮かぶ。調べてみるとどうやらお湯がマグマに温められる際、色々な成分が地層に染み込むらしい。海地獄の”青”は温泉中の成分である硫酸鉄の色。

その2)静けさが妙に不気味さを醸し出す・・・。「鬼石坊主地獄」

海地獄を出てすぐ右手に進めば「鬼石坊主地獄」。丸い灰色の熱泥が、まるで坊主に見える様からその名が付けられたと言われている。

美しすぎる地獄絵図、思わず見入ってしまう。
美しすぎる地獄絵図、思わず見入ってしまう。

沸騰する湯泥を見つめていると、厳かな気持ちになるのはなぜだろう?
ポコッ ポコッ ポコッ ポコッ
何だかお坊さんが木魚を叩いてる音に聞こえてきた・・・。ふつふつと湧き出る己の欲を、この地獄に置いていこうか?そんな気持ちにさえなってくる。

派手さはないものの、墨絵のような芸術的な雰囲気
派手さはないものの、墨絵のような芸術的な雰囲気

その3)ミニ地獄テーマパーク!?「かまど地獄」

中に入ると赤鬼さんがWelcomeモードでお出迎え。
中に入ると赤鬼さんがWelcomeモードでお出迎え。

地獄1~6丁目まであり、一度に様々な地獄が楽しめるという豪華なスポット。
手・足湯、足の岩盤浴、飲める温泉、温泉スチームなどユニークな体験コーナーもあり、まさに地獄の中の極楽。

こちらは「飲む温泉」、80度。
(それって結構熱いんじゃ・・・?)
とよぎる不安。躊躇しているとそこに居合わせたカップルもやはり同じ反応。
恐る恐る一口飲んでみると・・・!?
(ん?しょっぱい!温泉ってこんなに味濃いんだ、ってか割と好きカモ)
これで健康になれるならとぐびぐび飲み干す。
後に歩いていて気づいたが、別府には「飲める温泉」スポットがいくつもあるようだ。飲み比べして、お好みの味を見つけてみるのも良いかもしれない。

恐るべし地獄パワー。
恐るべし地獄パワー。

さらに温泉スチームで美肌効果を狙う筆者、ここぞとばかりに浴びまくる。嬉しかったのは、その後一日中肌のしっとり感が持続できたという点。
(極乾肌を直してくれるんじゃなかろうか?)
淡い期待が募る。

やはり温泉卵は欠かせない。
やはり温泉卵は欠かせない。

小腹が減った時は、屋台で地獄グルメをつまんでみよう。

こちらは世にも珍しい”池の色が変わる”という地獄5丁目。年に数回、突然色が変わるという魔訶不思議な池。

エメラルドグリーンにブルー・・・etc. 吸い込まれそうな驚異の透明度に感動。

その4)リアルワニワニパニック!?「鬼山地獄」

別名「ワニ地獄」。温泉の蒸気を利用して、現在は70頭ほどのワニが飼育されている。クロコダイル、アリゲーターなどに間近でお目にかかれる。
表の看板曰く、最近赤ちゃんワニが誕生したらしい。何とも微笑ましいニュースだ。又、71才でこの世を去った世界一の長寿ワニ「初代イチロウ」のはく製も展示されている。

ここにはいないらしい。(ホッと一安心)
ここにはいないらしい。(ホッと一安心)

入口すぐにはどことなく不気味な池が。煙で視界がぼやけている。頭の中で映画「ジョーズ」のBGMが流れ始める。「ターラン、ターラン、ターランターランターランターラン・・・・!!!」


が、しかし中からワニが飛び出すことはなかった。

決死の覚悟で撮った一枚。
決死の覚悟で撮った一枚。

鬼山地獄に来るまで全く気づかなかったが、どうやらは自分は極度のビビりらしい。ワニさん達は仲良く檻の中だと重々承知しているものの、あまりの恐怖に足がすくみ進めないのだ。ある意味、ここが筆者にとって最大の地獄だった。
もたもたしていると、欧米人の親子が後ろから登場。4、5才くらいの男の子がキャッキャキャッキャとワニの大群を見て喜んでいるではないか。
(何て勇敢なんだろう・・・。)



ためらう事数十分、ついに見学ルートを歩き出す。ワニに気づかれぬよう足音を立てず、且つ猛ダッシュ。

【注意】写真を撮る際は、決して檻の上から手を入れないようにしましょう。

その5)日本庭園に佇む「白池地獄」

門をくぐると立派な和風庭園、地獄とは思えぬ美しさだ。道なりに行くとアマゾンに生息するピラニアの姿が。他にも珍しい巨大熱帯魚たちが出迎えてくれた。やはり温泉の熱を使って飼育されているらしい。

白池地獄に流れる平和な時間
白池地獄に流れる平和な時間

そしてこちらが「白池地獄」。キレイな青白い池だが、噴出したときは透明の熱湯だと言う。湯が池に落ち、温度と圧力が下がることで色が変化していくのだそう。
ベンチに腰掛け地獄を眺めながらしばし休憩。

別府地獄。それは地球の鼓動を感じるパワースポットだった!

怒り狂っているかの如く吹き上げる噴気や、静けさの中ボコボコと響き渡る熱泥の音…。その地獄絵図は時に不気味で恐ろしく、時に妖艶で美しい。果たして別府地獄は本当に地獄か、はたまた極楽なのか!?それは訪れた者のみぞ知る。

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提供:ナビタイムジャパン

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