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【絶景レポ】佐賀バルーンフェスタを360゜体感!~朝焼けテイクオフ編~

2018/01/28
その他

穏やかな秋空に一斉に舞い上がる色とりどりのバルーン。誰もが空を見上げて笑顔になる、佐賀の秋の風物詩「インターナショナルバルーンフェスタ」をご存知ですか?今回はプレス限定の搭乗体験から見えた上空からの絶景、体感したバルーンの奥深さや舞台裏を徹底レポート!ロマンあふれる空の旅にテイクオフ!

佐賀のビッグイベント「インターナショナルバルーンフェスタ」とは?

2017 佐賀インターナショナルバルーンフェスタ
2017 佐賀インターナショナルバルーンフェスタ

佐賀県ではすっかり秋の風物詩でおなじみとなっている「インターナショナルバルーンフェスタ」。毎年10月下旬~11月上旬にかけての約1週間、佐賀市嘉瀬川の河川敷をメインとして開催されるバルーンの国際的な大会です。

朝焼けの中一斉に飛び立つバルーン
朝焼けの中一斉に飛び立つバルーン

熱気球の競技大会としてはアジア最大級クラスで、毎年世界各国から100機以上が参加しています。青空に無数の気球が舞い上がる絶景は、テレビやSNSなどメディアでも大きく取り上げられ、観客も年々増加。2016年には131万人を動員し、佐賀県が誇るビッグイベントとして国内外の知名度もアップしています。

パッチワークのような畑が広がる佐賀平野
パッチワークのような畑が広がる佐賀平野

1978年福岡県甘木市でスタートしたバルーンフェスタは、1980年に佐賀市に会場が移りました。佐賀平野は日本の中でも1年を通して気流が安定していて飛行に適していること、広大な平野のため見通しが良いこと、田んぼ道が多く気球の回収動線がスムーズなことなどの理由から、その頃から開催が定番化していったそうです。

バルーンはスポーツ、実は熱い空中戦!

バルーンフェスタの大きな見どころとなるのが、午前と午後の1日2回予定される「競技飛行」。フォトジェニックな光景が注目されがちですがバルーンはれっきとしたスカイスポーツ。地上からはほのぼのと見えても、上空ではパイロットたちの静かなる攻防戦が繰り広げられているんですよ!

約20種類ほどある「タスク」という競技種目の中で、特に代表的なものに
①競技委員が決めたゴールを目指す「ジャッジ・デクレアド・ゴール(JDG)」
②離陸前にパイロットが自分で決めたゴールを目指す「パイロット・デクレアド・ゴール(PDG)」
があげられます。どちらも目的地までどれだけ近づけるかが勝負の分かれ目となり、パイロットの風を読む力や操縦の正確性が試されるシビアな競技です。
下の画像は「JDG」の様子。ゴールの×マークに向けてマーカーと呼ばれるものを投げ、その距離がゴールの中心から最も近い人が1位になるゲームです。

タスクが決まるのは、なんと当日の競技の1時間前!「タスクブリーフィング」という会議で最新の気象情報をもとに、競技実施の可否、タスクの決定が行われます。

今回は取材目的に限り、競技飛行のオフィシャルバルーンに搭乗できるということで、事前申し込みして夜明け前の会場へ乗り込んできました!

【注】2008年より「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」会場内で、主催者(佐賀バルーンフェスタ組織委員会・熱気球大会佐賀運営委員会)による観客の皆様への体験搭乗は行っておりません。(一部メディア取材・協賛企業招待搭乗を除く)

夜明け前の「バルーンさが」駅へ

バルーンさが駅を降りるとメイン会場はすぐそこ!
バルーンさが駅を降りるとメイン会場はすぐそこ!

当日のAM6:00。降り立ったのは、嘉瀬川河川敷最寄りの「バルーンさが」駅。実はこの駅、バルーンフェスタ開催時期のみ臨時で開設される駅なんです。夜明け前にも関わらず、駅は続々と会場へ向かうお客さんでいっぱい。

会場内外には駐車スペースが用意されていますが、大会期間中は大きな混雑が予想されるので、電車やシャトルバスの利用がおすすめ!

搭乗体験者に配られる「搭乗時の注意事項」を熟読・・・
搭乗体験者に配られる「搭乗時の注意事項」を熟読・・・

タスクブリーフィングが行われ、この日の競技飛行の実施が無事に決定しました!参加するタスクは「JDG」。ゴール地点が市街地を挟んだ“佐賀市南東エリア”と発表されると、どっと湧くパイロットの皆さん。風を読む力が試されるという市街地越えのタスクは、かなりの難易度が高いもよう。どんなフライトになるのでしょうか・・・!

今回私が搭乗するのは、エントリーナンバー208番の「九州電力」チーム。パイロットを務めるのは、九州電力社員でパイロット歴11年の黒仁田紘士(くろにた こうじ)さんです。よろしくお願いします!

完璧なチームワークも見もの!

こんな準備が見られるのもレアな体験!
こんな準備が見られるのもレアな体験!

空が白み始める中、始まった飛行準備。九州電力のチームは総勢10名ほど。皆さん慣れた様子でテキパキと作業をこなします。気球をひとつ準備するのに、最低でも4人は必要なのだそう。

チームと作戦を共有するパイロット黒仁田さん
チームと作戦を共有するパイロット黒仁田さん

黒仁田さんは地図を広げ作戦会議。風向きを確認し、他のバルーンの作戦を推理しながらゴールまでの経路を計画だてていきます。聞いていると、この日は飛行に必要な風が弱く、市街地を越えたゴールを目指すのはかなり難しい状況のよう。。。苦戦をしいられそうですが、黒仁田さんは終始ポジティブ。頼もしいです!

「HONDA」のバルーンは足が生えてる!・・・正体は二足歩行ロボのASIMO。
「HONDA」のバルーンは足が生えてる!・・・正体は二足歩行ロボのASIMO。

まわりを見ると続々とバルーンが立ち上がってきました!おおお~ワクワク!

引っ張られる力も大きいので、大人3人がかりでロープを押さえます。
引っ張られる力も大きいので、大人3人がかりでロープを押さえます。

我がチームの準備も佳境!インフレーターと呼ばれる大きな扇風機が登場し、球皮の中に風を送り込んだ後、バーナーを焚きながらさらに熱した空気を入れていきます。ゴオオオッという轟音が大迫力!

お疲れ様でした!
お疲れ様でした!

球皮が立ち上がり浮き上がってしまうバスケットを男性陣が全体重をかけて押さえ、急いで燃料ボンベを積み込みます。皆さん本当に手際がよくて終始見入ってしまいました。。。約30分ほどで準備が終了。

準備作業を見つめる人たちがいっぱい!
準備作業を見つめる人たちがいっぱい!

一般的な観戦場所としては、川の東側にあたる「ローンチエリア」がおすすめ。早朝に来れば飛行準備から、離陸する瞬間までを鑑賞することができますよ♪

朝焼けの中、いざテイクオフ!

入ってみるとこんな感じ。
入ってみるとこんな感じ。

ここまで見学しかしてないのですが、すでに九州電力チームの一員になった気分(笑)。チームメンバーの一体感に完全に飲まれてしまいました。そしていよいよ搭乗のとき!バスケットの中にすっぽり入ると、隅にボンベを4つ積んでいるので、思いのほかかなりぎゅうぎゅう。

GOOD LUCK~☆彡
GOOD LUCK~☆彡

今回のフライトは、佐賀でカメラマンをされているというおじさま、久我秀樹さんとご一緒。なんと毎年バルーンフェスティバルのポスター写真を撮影されていて、今回もその撮影を行うとか!スゴイお方とご一緒できて光栄です。

搭乗直前、フライトの記念に3人で撮影して頂きました!

この光景は早起きしたかいがあります!
この光景は早起きしたかいがあります!

見渡せば他のチームも、朝焼けのグラデーションを背景に次々と飛び立っていきます。

行ってきまーーーーす!
行ってきまーーーーす!

そしてチームメンバーに見守られる中、テイクオフの瞬間!!なんの揺れもなくふわりと浮き始めるバスケット・・・!浮き上がりは速く、みるみるうちに地面が離れていきます。速い速い!

真上を見上げるとこんな感じ。
真上を見上げるとこんな感じ。

黒仁田さんはこまめにバーナーを焚いて高度をどんどん上げていきますが、全く怖さはありません。頭上でゴオオオッと燃え盛るバーナー、熱をほんのりと頭上に感じます。

すでに河川敷にはものすごい人が集まっていました!おはようございま~す!

嘉瀬川の川面に映るバルーンをキャッチ!川を入れたバルーンの撮影は、地上でも対岸側からであれば可能。ローンチエリアからは少々距離があるのでご注意を。

こちらは朝日に照らされた佐賀平野をバックに悠々と舞う「SAGA」バルーン!カメラマンの久我さんにグッドポジションを教えていただきながら撮影できました~。

みんな大好き「一斉離陸」

聞くところによると、バルーンフェスタで多くのお客さんが楽しみにしているのが「一斉離陸」。その名の通り、バル―ンが一斉に同じ場所から離陸していく瞬間なのですが、これは必ず毎回見れるものではないんです。

離陸前にポコポコとふくらみ始めるバルーンたち。
離陸前にポコポコとふくらみ始めるバルーンたち。

タスクによっては、メイン会場のローンチエリアがゴール地点となる競技もあり、その場合は周囲からバルーンが集まってくるため一斉に離陸する瞬間を見ることができません。ローンチエリアがスタート地点である競技に限り、「一斉離陸」を見ることができるんです。

フォトジェニックな写真を撮るならやっぱり「一斉離陸」!
フォトジェニックな写真を撮るならやっぱり「一斉離陸」!

この日は、好条件が揃い別のサイトから一斉離陸をするバルーンたちを上空からカメラにおさめることができました!

バルーンの行方やいかに・・・・後編に続く!!

どこにランディングするのか・・・!
どこにランディングするのか・・・!

一見快適なフライトが続く中、パイロット黒仁田さんの操縦に逆らうように無情な無風状態がゴールへの行く手を阻みます。風の層に乗ることで目的の方向に行ける気球ですが、肝心の風がないことには手も足も出ないのが現実。いったいどこまで行けるのか?!勝負の行方は明日配信の後編に続きます!

※この記事は2017年11月1日~5日まで行われた「2017 佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」での取材を基にして制作しています。

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