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【佐賀】嬉野ロマネスク「シーボルトの湯」をハイカラに愉しもう♪〔ツウ情報付き〕

2017/12/23
その他

とろっとした美肌の湯が湧き出る佐賀県嬉野温泉。青空に映えるはオレンジ色のとんがり屋根。その正体は市民のオアシス、公衆浴場「シーボルトの湯」。温泉旅館だけでなく、ローカルに愛されるスポットを訪れてその土地に流れるゆっつら(ゆったり)時間に身をゆだねるのが今の旅の気分。知っているとより楽しめるツウ情報も合わせてご紹介します!

レトロかわいい洋建築に注目♡

シーボルトの湯のもともとの姿は、江戸時代からこの地で愛されてきた「古湯」という公衆浴場。老朽化のため惜しまれながらも平成8年に閉館しましたが、復活を願う地元の声が大きくなり、平成22年(2010)に現在の姿に生まれ変わりました。外観は当時のままを100%近く再現しているそうです。名前は、江戸時代に嬉野に立ち寄ったという記述がある日本の西洋医学に貢献したドイツ人医師、シーボルトからとったもの。

温泉街の中心から坂道をくだっていくと見えてくる、周囲と一線を画す洋風な外観。大正ロマンの時代を連想させるレトロな建物は、嬉野温泉のシンボルとなっています。

レトロなあしらいにもご注目。
レトロなあしらいにもご注目。

館内は清潔そのもの。
館内は清潔そのもの。

観光客でも入りにくい雰囲気は全然ありません。扉を開けると、ロビーは光がたっぷりと降り注ぐ吹き抜け。きもちいい~。靴を脱いだら、早くお風呂に浸かってごろごろしたい気分。

レトロなお菓子や飲料水のポスターがノスタルジー。
レトロなお菓子や飲料水のポスターがノスタルジー。

建物は木造2階建て。どちらのフロアもバリアフリーになっていて、エレベーターで行き来もできるようなっています。至る所にお年寄りの方も安心して通える工夫が。

ででん
ででん

余談ですが、中に入るやいなや正面で出迎えてくれるのは嬉野温泉のゆるキャラ「ゆっつらくん」。

ラフに置かれたゆっつらくん。
ラフに置かれたゆっつらくん。

と思ったら、ゆっつらくんの着ぐるみ・・・。実際にイベントなどで使われているそうです。にしても、ゆるキャラの扱いがゆるすぎやしませんか。

トロトロのお湯に身も心も溶かして。

館内の利用は、ロビーの券売機でチケットを購入してから。入場一回につき大浴場利用は大人400円。午前6時~午後10時まで営業しているシーボルトの湯。この日入館したお昼時は地元のご老人の方が多めでした。

大きな窓から自然光が入る大浴場の気持ちよさと言ったら!窓からは嬉野川が眺められて、開放感抜群。お湯はもちろん日本三大美肌の湯。湯あがりは肌がつるっとします。

白い空間に青い陶板の壁画がステキ。
白い空間に青い陶板の壁画がステキ。

嬉野の美肌の神様と伝えられるミニ「なまず様」も鎮座。

貸切湯「さくら」
貸切湯「さくら」

男女別大浴場のほか、タイル張りやヒノキの貸し切り湯も5つ完備されています。こちらは50分制で2,000円。大浴場同様、券売機で券を購入しましょう。

休憩室で“嬉野お茶コミュ”体験。

シーボルトの湯は、入浴だけじゃもったいない!湯上りは、ぜひ2階の休憩室を利用してみましょう。利用券は100円。入浴券と一緒に購入しておくのがおすすめです。
2階の休憩室は、大きな和室と洋室で分かれていて、それぞれテーブルも置かれているので入浴後にごろごろしたりごはんを食べられるのが魅力なんです。

大きな窓から日がたっぷりと入って、最強お昼寝エリアと化していた和室へお邪魔することに。

誰かが淹れてくれるお茶は特においしくてほっこり。。。
誰かが淹れてくれるお茶は特においしくてほっこり。。。

畳に座って荷物を整理していると、奥に座っていた地元の方らしきお姉さんがさりげなくお茶を淹れて出してくれました。びっくりする私に「よかよか~」といわんばかりにさわやかに手を振るお姉さん。
なんだか嬉野ローカルのお仲間に入れてもらったような嬉しい気持ちで、さっそく頂いたお茶がまぁおいしいこと。そうだ、嬉野は実はお茶が特産品なんだっけ。

このあと、休憩室を訪れたご老人が配るお茶をまたもや頂いた私。嬉野の方のおもてなしに癒されながら、おかわり用を淹れて私もちょっとだけお返し。地元民も観光客も同じ場所で同じお茶を飲むひととき。なんだかとてもいい時間なのでした。

嬉野カルチャー「出前」でツウぶりたい。

そろそろおなかすいてきた!休憩室の机の上に一つ一つ、なにげなく置かれている「出前 おしながき」に手を伸ばしてみます。

これぞ嬉野カルチャー!
これぞ嬉野カルチャー!

湯豆腐にラーメンに定食に中華弁当。いろいろなお店のメニューがファイルに入ってます。シーボルトの湯ではお客さんが自由に出前ををしてOK!嬉野には大型の飲食店はほとんどなく、自営業の店舗が多いことから、出前を取る文化が根付いているんだそう。これは地元の人だけではなく観光客も同じなんだとか。

どどん。
どどん。

気になるメニューがたくさんあって悩む~。とはいえ、初めての土地での出前。何を頼めばいいのやら。そんなときはシーボルトの湯のスタッフの方や、地元の方に聞いてみるのもおすすめですよ。
出前はお店に電話をしてから、1回の券売機で食券を購入するシステム。あとは休憩室でごろごろしててOK。ほどなくして、注文した品が到着。お店の方が休憩室まで運んでくれました。

あかつき食堂 かつどん (税込800円)
あかつき食堂 かつどん (税込800円)

あとは食べるだけ。出前、楽ちんすぎる・・・!!こちらは「あかつき食堂」のカツどん(シーボルトの湯のスタッフ様おすすめ)。ホカホカのカツ、たれがしみこんだごはん、時間を忘れて無心で完食いたしました。

出前はランチタイムだと忙しくて断られてしまう可能性があり。ちょっと時間をずらしていくのがおすすめです。このあと出前にハマり、ホテルでまた注文(笑)。「甲子苑」のちゃんぽんはコクがありつつさっぱリでおいしかったですよ。

シーボルトの“裏”が快適すぎる♪

「あ~いいお湯だった~」と、帰る前にちょっと待って。シーボルトの湯を“ウラ”から楽しんでいきませんか?入り口すぐ横にある鉄骨製の「嬉野橋」を渡ると、嬉野温泉きっての憩いのスポット「嬉野温泉公園」に出られるんです。

ここからは嬉野川とのコントラストが美しいシーボルトの裏側が見られるとあって、隠れたフォトスポットにもなっています。

無料で利用できる「WiWiWi-Fi」も完備。シーボルトの湯を眺めながら、のんびりと写真をSNSにあげたり、お茶を飲んだりして過ごしてみては?春には満開の桜が楽しめますよ。

時間を忘れる旅に出てみませんか?

旅はみちづれ世は情け♡

日々がんばっている人にこそ訪れてほしい、ローカル色たっぷりな嬉野温泉旅。な~んにも考えず、ただゆったりと過ごすためだけの時間は、あなたをきっと穏やかな顔に戻してくれるはず。「観光」という色に染まらず、地元の人が暮らす時間や場所がありのままに存在する嬉野には、訪れた人をやさしく受け入れてくれる「のほほん♪」としたゆるさがあります。嬉野温泉で「脱日常」してみませんか?

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提供:ナビタイムジャパン

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